京都吟醸酒房A

F酒造を後に、失意のうちに向かった先は吟醸酒房A。
利き酒カウンターのある酒屋さんとして、以前から注目していた。
私のような田舎者は、無料の(やまなかさんのような)利き酒は気が引ける。
有料で何の躊躇もなく飲めるほうがありがたい。
F酒造から歩いて5分くらい、賑やかなアーケード商店街の中にある。
間口は狭いが奥行きがあり、カウンターも長い。
試飲している方は誰もいない状態だった。
「あのぅ・・・・試飲したいんですが・・・・・」
「カウンターにどうぞ。係りの者を呼びます。」
ということで、隅っこに座る。
現れたのは上品そうな老婦人。
「お待ちくださいね。今、係りのものが参りますので。システムだけご説明します。」
まずは3種選び、追加は1種類ずつでいいそう。
それにしてもすごい数だ。
蒼空は決まりにしても、他に何を飲めばいいやら分からない。
ランキングが貼ってあるから、上位のものを頼んでみるか・・・・・
次いで現れたのが、温厚そうな老紳士。
「いらっしゃいませ。何にいたしましょう?」
「お奨めは何ですか?」
「季節のものだから、ひやおろしを一つは入れたらいかがでしょう。玉乃光はどうですか。」
「玉乃光は飲んだことがあるんで・・・・・」
「でも、これはここでしか飲めませんよ。」
そこまでおっしゃるなら・・・・・
玉乃光 純米大吟醸 ひやおろし
当然、蒼空。
蒼空 純米酒 美山錦
上品な味わいながら、アルコール感が残る。
あとは、ランキング上位の中から。
聞いてみると、上位は高価なお酒が多いそう。
カウンターで試飲するのは観光で訪れた女性客が多く、大吟醸が好まれるのだそうだ。
でも、買えないようなお酒を試飲しても仕方ないので、比較的安いものを。
伏見港 純米大吟醸
一口目は熟成した旨みを感じたが、二口目からは酒臭さがある。
この時期だから、ある程度の熟成感は仕方ない。
こうなったら、古酒に行ってみるか。
神聖 古酒20年
英勲 7年古酒
とはいかなかったが、消去法で蒼空と伏見港を購入。
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