過去記事2006.09.17
え~~~~~~!!
驚いた!
秋田の居酒屋「酒盃」で仕事相手と飲んでいた時のこと、
ひょんなことから、その相手が東京の有名酒屋さんのご子息であることが判明。
私もネットで購入したことがある酒屋さんだ。
そうだったのか・・・・・・いや~、奇遇だなぁ。
「そういえば秋田にも懇意になさっている酒蔵がありましたよね。」
「ええ、春霞ですね。」
「行かれたことはあるんですか?」
「いえ、なかなか秋田に来る機会もないので・・・・・」
「今回は立ち寄れないんですか?」
「明日、時間はあるんですが、結構遠いですし・・・・・」
確かに、私も同じ会議なので明日午後から空き時間がある。
「私、車ですのでお送りしましょうか?車なら1時間くらいだと思いますよ。」
「いいんですか?よろしければお願いします。」
こんな感じで、栗林酒造店への訪問が決定した。
以前にも書いたが、私は蔵見学には興味が余りない。
私情を入れずに公平な立場でコメントしたいので、
特定の蔵の方と親しくなりたいとは思わないし、
「俺はあの蔵の○○と仲が良い」
と自慢げに吹聴するような虎の威を借る酒好きにはなりたくない。
だから、見学コースが設定してある蔵以外は見たことがない。
今回は有名酒販店のご子息の金魚の糞、運転手に徹しよう。
蔵に着くと意外にお若い蔵元が迎えてくれる。
六郷湧水群の近くにあり、きっと水もいいのだろう。
呑み切りをしていたこともあってか、
杜氏さんもいらっしゃって、丁寧に蔵内を案内していただいた。
古いながらも柱の太さなどから、往事の隆盛が偲ばれた。
蔵見学が終わって利き酒?と思っていたが、一向にその気配がない。
「私はどうせ利き酒は分からないので、遠慮なくどうぞ。」
と酒屋のご子息には伝えていたのだが・・・・・・・・?
時間が過ぎて帰り際、
「車でいらっしゃるということでしたので、利き酒は用意しませんでした。
代わりと言っては何ですが・・・・・・」
とお酒が差し出された。
蔵元には運転手付きということがうまく伝わっていなかったらしい。
ということで、私まで図々しくいただいてしまったのがこのお酒。
精米歩合:40%
アルコール分:15-16度
720ml
蔵見学でいくら親切にしていただいたからと言って、
心にもない歯の浮くようなことを書く気は毛頭ない。
と言って、ご厚意でいただいたお酒について、
こういう場で敢えてネガティブすぎることを書くほど礼を失するつもりもない。
気に入ったお酒でなければ記事にはしないつもりだった。
栓を抜くと、熟し気味の果実様の吟醸香が穏やかに立つ。
冷えた状態では、香りに比して味わいに乏しい。
まず熟成感が感じられ、後に甘い風味が残る。
ここまでは「記事にしないでおこう」という気分。
ところが、温度が上がるにつれて徐々に旨み、甘みがにじみ出てくる。
室温に戻る頃には、適度で上品な味わいにコクも感じられるように。
うん、うん、これなら記事にできる!
これにもう少し酸と艶やかさが加われば、私の好みにベストマッチ。
艶やかさという点では、生の状態で是非飲んでみたかった。
ごちそうさまでした。
満足度 ☆☆☆☆☆☆☆☆★★
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