京都

2007年4月28日 (土)

過去記事2007.03.25

藤岡酒造
月桂冠の後は黄桜と考えていたのだが、その気も失せ、
ちょっと離れた蒼空醸造元藤岡酒造へ。
伏見では、今最も注目されている蔵だろう。
私も何度か飲んだことがあり、
HPを拝見したら試飲できるようだったので立ち寄った。

カウンターに座ってメニューを見ると、
試飲できるお酒は2種。
そのうちの一つは生熟だ。
「試飲できるお酒はこれですか?」
「この他に新酒の美山があります。
うちはようやく新酒なんですよ。」
まずはそれをいただく。
しぼりたて?でありながら穏やかできれいな酒質。
麹の風味が心地よく残る。
やや硬いが、あたごのまつのしぼりたてと印象が似ている。

本当はそこで飲みながらこれを書くつもりだったのだが、
女性が気を遣って話しかけてくださる。
蔵元のお母さん?
話しぶりからそう感じる。
京都弁や話しぶりの穏やかさから油断していると、
不意に冗談や刺激的な言葉が飛び出す。
「いろいろな雑誌で紹介されていますよね。」
「そうなんですよ。
いつ頼まれてもいいようにサインの練習してます。」
「先ほどいらっしゃった方が息子さんですか?」
「ブタみたいでした?」
何ともつかみ所がなくて魅力的。
すっかり話し込んでしまった。

次いでいただいたのは、純米大吟醸 山田錦40%
新酒と比べると輪郭のはっきりしたシャープな味わい。
洗練された感じがする。

女性誌に紹介されることが多いらしいが、
ワインボトルにコルク栓路線には私も賛成。
これまでのおやじ酒、晩酌酒とは一線を画し、
新たな消費層の開拓にぶれずに進んでほしい蔵だ。
清々しい気分で店を出た。

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