映画・テレビ

ゴーン・ガール(ネタバレあり?)

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年末年始の休みは映画三昧~note
と意気込んでいたのだが・・・・・・・・
観たい映画がないsign01
ここのところ映画館に足を運べずにいるうちに、
観たい映画は軒並み年末年始の女子供映画に置き換わってしまった。
インターステラーやヒューリーは細々と続いているものの、
レイトショーでは、普段留守にしている身としてはちょっと行けないかな。
そんな中、唯一是非観ておきたかったのがこの映画
予告編を観る限りは、良質のサスペンスを期待できそうに思えた。
前半は、というか、私はそれがすべてと思って観に行ったのだが、
妻の真相の究明が中心となる。
聡明で美しい妻に愚鈍で怠惰な夫、
事態はどう見ても夫が妻を殺害した方向に流れる。
それを主導していくのは、刺激のみを求め、デマゴークを誘導するマスコミdown
それに対して、冷静に対応する敏腕女性刑事に真相究明の期待が高まった。
当然、夫が犯人であるはずはなく、大どんでん返しがあるはずsign01
それが繊細に解き明かされていくのかと思いきや、
夫の不倫に対する妻の復讐、自作自演であることが明らかになってしまう。
それなりに意外ではあったけれど、展開があっさりしすぎて拍子抜け。
ところが、恐らく本筋はここからだった。
周到に張り巡らされた蜘蛛の糸に徐々に絡め取られていく夫。
貞淑な仮面の下の冷徹で高慢な妻の本性が徐々に明らかになり、
追い詰められた夫にはもうなすすべ無しかと思われた。
ところが、窮鼠となった夫は激変、その誠実な姿に妻は夫の元に戻るのだ。
この辺りは、クレバーな妻の変節にかなり違和感を感じるし、
小悪党に有り金残らず盗られるなど、キャラが揺らぐ。
それを補っているのが、ヒロイン自身の魅力だろう。
恐るべき残虐性を見せた妻の本性を艶やかに演じきっている。
夫もその魅力には結局は抗えなかったのか、
もしくは夫の本質も妻と同質のものだったのか、
2人はめでたく元の鞘に収まる。
サスペンスとしてみるとそのストーリー展開は物足りなく、
少なくとも私には不自然に感じる穴が目立つ。
一方、1人の美女に翻弄されるマスコミや警察、衆愚を皮肉的に描いている点は、
胸のすく想いがする。
それもすべて魅惑のヒロインがあってこそshine
満足度 happy01 ☆☆☆☆☆☆☆★★★

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ジゴロ・イン・ニューヨーク(ネタバレあり?)

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予告編の軽妙な感じに惹かれて、劇場に足を運んだ。
結論から書くと、私の感性には全くフィットしなかった。
以前から書いているが、私はどうもフランス映画とは相性が良くない。
この映画はその雰囲気があったので、そうではないことを確認したはずだが、
イン・ニューヨークと言いつつ、フランステイストが濃厚だった。

最も違和感があったのは、ジゴロsign01
年齢の割にはカッコイイが、どう見てもおじいさんだった。
ヒロインも個人的にはキレイとは思えず、すきっ歯ばかりが気になったdown
この2人の恋愛模様が輝いてshineこその映画と思うが、侘しい雰囲気が漂ったrain
ヒロインは最後はあっさり他の男に乗り換えるし、
それで辞める決意をしたジゴロも何事もなかったように復活する。
シャロン・ストーンもすっかり品のないおばさんで、全体として絵的にも厳しかった。
加えて、ユダヤ人の様子にも違和感ありすぎで、話に入り込めなかった。
これって笑うとこsign02と気にはなりつつも、最後まで全く笑えなかった。
いつか盛り上がるのかsign02期待していたのだが、ずっと平坦で欠伸を噛み殺した。
軽妙でセンスある大人の恋愛を期待したのに、軽くて浅すぎsign01
どうにもすくいようがなかった。
満足度 despair annoyannoyannoyannoy★★★★★★

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LUCYルーシー(ネタバレあり?)

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この映画を観たいと思ったのは、
スカーレット・ヨハンソンがヒロインであることheart04
脳の覚醒によって、どうなる設定なのか興味があることsign01
からで、今週末で上映終了なので足を運んだ。

まず、いきなり想定外だったのは、韓国マフィアの登場だ。
グズグズの韓国映画を思わせる残虐シーンがだらだらと垂れ流され、気分が萎えた。
フリードマン扮する科学者が覚醒に何らかの関与をしてくると思っただけに、
かなり乱暴で雑な展開に興味を失いかけた。

だが、覚醒してからのヨハンソンはやはり魅力的で、
マフィアに対しても胸のすくシーンが多かった。
その一方、覚醒の様子についてはイメージビデオ的なものの挿入が多く、
よく分からない。
それに、それに絡んでくるのが結局はマフィアで、
脳の覚醒という人類にとっての画期的な出来事がグズグズの抗争に矮小化される。
さらには、100%覚醒するとコンピューターになってしまうというのも微妙で、
だから何sign02というところで終わってしまう。
いかにも中途半端で、物足りない。
もっと、深みのある、ヒューマニズム漂うような展開にはできなかったものだろうか。
申し訳程度に母親に電話させる程度では、これもまた半端だった。

満足度 think ☆☆☆☆☆☆★★★★

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めぐり逢わせのお弁当(ネタバレあり?)

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予告編では、インド映画にありがちな歌って踊るガチャガチャ感がなく、
しっとりした感じが気に入った。
スタンリーのお弁当箱はイマイチだったのは懸念材料だったが、
とりあえず劇場に行ってみた。

人生を捨てかけている初老の男と、
日常の幸せからこぼれかけている中年女性のラブストーリーsign02
そのモチーフになっているのが、郵便ならぬ弁当の宅配を介した文通。
その辺りに、昭和な私は惹かれたのだが、スッキリしない展開だった。
文通相手と会ってハッピーエンドになるとは思えないが、
ずっと煮えきらない冗長な流れには、少々辟易した。
いつものインド映画ほど騒々しいのもどうかとは思うが、
ぐずぐずのしょぼくれたじいさんを見ていても、元気は出ない。
それはつまり、私の日常そのものだからcoldsweats01

懸念していた通り、インドのうらぶれた感じが、最後まで私の感性にはフィットしなかった。

満足度 gawk annoyannoyannoyannoyannoy★★★★★

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蜩ノ記(ネタバレあり?)

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予告編を観た段階で、涙ぐんでしまった。
これは絶対sign01映画館に行かねばsign03と心に誓い、公開初日に足を運んだ。

役所広司演じる主人公は、終始一貫して清廉で高潔、武士の鑑であろう。
彼を取り巻く岡田准一や妻子もまた清々しく、
美しい自然の景色と相俟って、心が洗われるshine

その一方、さらりときれいすぎるが故に、盛り上がりに欠ける観は否めない。
藩を私しようとしてお取り潰しの危機を招き、
理不尽にも主人公を窮地に追いやった家老すら、完全な悪として描かれていない。
観ていて最後の忠臣蔵が想起されたが、それに比べるとメリハリに欠けた。

予告編通りの内容で、極論すると、予告編だけでかなりの部分を堪能できていた。
もしかしたら、予告編の方が泣けたかもcoldsweats01
料金を取って見せる以上は、もっと膨らませて欲しかったようにも思う。

満足度 confident annoyannoyannoyannoyannoyannoyannoy★★★

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柘榴坂の仇討(ネタバレあり?)

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メジャーな歴史上の出来事には、余り興味を感じなくなっている。
この話は桜田門外の変の後日談ということで、心惹かれた。

既に、実質的には無意味な仇討ち。
献身的に尽くす妻を犠牲にしてもそれを果たすことは、
武士の矜持かsign02
それとも、単なるマスターベーションかsign02
日本人の価値観としては、当然前者になるのだろう。
だが、観ているうちに、私の捉え方は、前者から後者に変わっていった。
藤竜也の妻の言葉が、清々しく心に響いたgood

ラストは想定される中で、最も無難で安直なものだった。
当事者2人は徹底的に殺し合い、妻は自害という筋書きもありsign01だった。
予定調和的とも感じられる。
しかし、中井貴一、広末涼子と阿部寛の凛とした佇まいが、
ラストの安直さに深みと趣を付加していた。
個人的には、深みのあるストーリーもそれはそれで良いのだが、
今回の流れでは心が痛むような結末でなくて良かったnote

満足度 happy01 annoyannoyannoyannoyannoyannoyannoyannoy★★

映画そのものとは無関係だが、館内は敬老会のような様相を呈し、
マナーの悪いことこの上なかった。
隣の席の老夫婦が「時代劇だから、若い人いないね。」と言っていたが、
時代劇にこの類いの人たちが集まるなら、私でも二の足を踏むだろう。
若者より、老人のマナーの方が悪いと再認識した。
時間に余裕のあるご老人たちは、是非平日にご覧になっていただきたいsign03

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ルパン三世(ネタバレあり?)

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今思うと、なぜこの映画を観たいと思ったのだろうかsign02
ルパン三世のアニメは、子供の頃は好きだった。
峰不二子のエロチックなシーンに、胸をときめかせたものだheart02
だが、劇場アニメに関しては、カリオストロ以外印象に残っていない。
小栗旬だったからなのかな~。

結果、小栗旬はかっこいいし、黒木メイサもそれなりに妖艶heart04
原作が漫画なのだと割り切れば、ストーリーの単純さもやむなしsign01とも思える。
やっぱりねgawkの裏切りも、お約束ということで、それなりに楽しめる。

但し、どうにも違和感を感じてしまうのは、すべて日本語であること。
アニメなら許せるけど、実写版なんだからねぇ。
エンドロールで吹替版担当とか出ていたが、字幕版もあるのか?
吹き替え版世代には問題ないのかもしれないが、個人的には一気にB級感が増した。

カリオストロを実写化したらどうなるだろうか・・・・

満足度 think annoyannoyannoyannoyannoyannoy★★★★

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るろうに剣心 伝説の最期編 (ネタバレあり?)

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京都大火編と続けて観るつもりだったが、
上映時間の都合でこちらを先に見る羽目になった。

設定は色々変わっていたものの、大筋では原作を大きく逸脱せず、
殺陣もそれなりにキレがあって如才ない出来映えと感じた。
キャストも一部を除いて妥当なもので、
翁と宗次郎役は私もかねてより彼ら以外ないと思っていた。
志々雄も良かった。
剣心や薫、斎藤一などにも徐々に慣れた。
但し、今作最大のポイントとも言えたキャスティングには、終始違和感が残った。
比古清十郎、原作では圧倒的な存在感だっただけに、福山では軽すぎた。
個人的には、Gacktしかないsign01と思っていたのだが・・・・・。

原作に忠実ではあったが、ヒロイズムの観点からは剣心は物足りなかった。
敵が大勢であっても、ヒーローは卑怯に見えてはなるまい。
志々雄との戦闘シーンは1対4になっており、
それまでの経緯はどうあれ清々しいものではなかった。
また、十字傷の由来が繰り返し流され、続編を匂わされたのが少々鼻に衝いた。
ラストシーンもまた然り。
次作への布石と捉えるのは、勘ぐり過ぎかsign02

予定では、続けて京都大火編を観るつもりだったが、その気は失せた。

満足度 confident annoyannoyannoyannoyannoyannoyannoy★★★

映画自体とは関係ないが、隣のおばさん・・・・・・
1人で観に来ていたので映画好きなのかと思ったら、

徐にペットボトルの栓を開け、

次いでじゃがりこ?を取り出して、

ゴクゴクsign01ボリボリsign03

鬱陶しいことこの上ない。
今の若いもんはsign01と言うけれど、年輩者も結構酷いよshock

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her 世界でひとつの彼女(ネタバレあり?)

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予告編を観て、是非劇場に足を運びたいと思っていた。
ようやくの上映に、初日に勇んで出掛けた。

PCの声がスカーレット・ヨハンソンだと事前に知っていたので、
声だけのやり取りでも常に彼女をイメージして観ていた。
よって、大きな違和感はなく、彼女の艶やかな演技に魅了されたheart04
だが、冷静に見れば、主人公はPCとの疑似恋愛にのめり込んでいるキモ男だ。
聡明で美しい妻に捨てられてしまうのも、やむ無しsign01と思わせられる。
また、男としてはこの上なく好都合な状況を、
ことごとくふいにしてしまうのにも長嘆息を禁じ得なかった。
加えて、その描き方が非常に冗長で、途中で意識が遠退きかけたsleepy

PCとの叶うべくもない純悲恋を期待していたのに、
何とsign01PCに何百股もかけられてしまうのには、失笑するしかないsmile
冒頭から思っていたけれど、主人公と最も相性が良いのはエイミーだった。
ラストはこの2人が結ばれるだろうと踏んでいたのだが、
結局なるようになったということでいいのだろうかsign02
スッキリしないフェードアウトだった。

満足度 think ☆☆☆☆☆☆★★★★

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超高速参勤交代(ネタバレあり?)

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今時の言い方で書けば、フツーにおもしろかったnote
weepありsign01笑いhappy01ありsign03恋模様ありsign02のよくできたエンターテイメントだと思う。
だが、あくまでもフツーであって、

劇場で鑑賞する映画としての特別な感じshine

個人的に時代劇に期待してしまう凛とした張り詰めた清冽な感じshine

希薄だった。
私が観た際の観客の年齢層は高めだったが、
もしかしたら求めるものが若干違ったろうか。
その一方で、私の娘も観に行ったそうで、
彼女にはきっと違和感なく受け入れられたのではないかと推察する。

私の頭の中では、2つの物語が思い浮かんだ。
1つは、中央の権力に虐げられ続けた蝦夷の気骨sign01
もう1つは、理不尽な要求を突きつけられた半沢直樹の逆襲sign03
よって、それなりに爽快で胸のすく思いだった。
それだけに、個人的にはもう少し軽重のメリハリを付けて欲しかった。

満足度 confident annoyannoyannoyannoyannoyannoyannoy★★★

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